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狭山茶の安全性の確保について

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年2月3日更新

 東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、県では5月~7月に本県産の生茶、荒茶、製茶、飲用茶、計38検体について放射性物質検査を行いました。その結果、すべてが暫定規制値以下でした。 

 9月に国が狭山茶の製品を調査したところ、一部の製品から規制値を超える放射性物質が検出されました。   

 このため県では、念には念を入れて、平成23年産の狭山茶の全銘柄について、放射性物質の検査を行っています。 

 10月12日に若芽・早摘みの調査が終了し、140茶商、365銘柄のうち国の暫定規制値を超えたものは14銘柄、規制値以下のものは351銘柄でした。

 10月19日には若芽・早摘み以外の調査が終了し、216茶商、1,081銘柄のうち国の暫定規制値を超えたものは97銘柄、規制値以下のものは984銘柄でした。 

 以上の調査の結果、1,446銘柄のうち国の暫定規制値を超えた銘柄が111銘柄、超過した銘柄の割合は7.7%でした。

 暫定規制値以下の銘柄には、検査済みのシールが貼られて店頭に並びます。現在、販売されている製品は、全て、検査済みシールが貼られているか自主検査されたものとなりますので、消費者の皆様には安心して狭山茶をお飲みください。

 検査結果については、県のホームページ(若芽・早摘み茶(10/12発表)それ以外の茶(10/19公表)新規銘柄等(11/17公表)新規銘柄(12/1公表)新規銘柄等(12/15公表)新規銘柄(2/3公表))に市町名、製造者名、製品名、検出数値を掲載します。

検査済みマーク見本

 お茶はお湯で抽出して飲むため、飲用段階の濃度は50分の1以下に薄まります。農林水産省の調査結果においても、健康に影響を与えるレベルではありません。

 消費者の皆様から返品の御希望がある商品については、各茶商や店舗で返品に応じています。

お茶の段階ごとの暫定規制値 

 来年の生産に向け茶農家では、放射性セシウムが集まりやすいとされる枝葉について、施肥などにより生長を促し、本年秋(10月頃)と来春(3月頃)の整枝で例年より多く刈り落とす管理を徹底しています。

これまでの経緯

茶の放射性物質調査に関する検証について[PDFファイル/53KB]

放射性物質調査の結果

「若芽・早摘み」の狭山茶に関する放射性物質調査の結果について(10/12公表)

「若芽・早摘み以外」の狭山茶に関する放射性物質調査の結果について(10/19公表)

ペットボトル製品等及び製茶から抽出した飲用茶における放射性物質の調査・検証結果について(10/31公表)

狭山茶の新規銘柄等に関する放射性物質調査の結果について(11/17公表)

狭山茶の新規銘柄に関する放射性物質調査の結果について(12/1公表)

狭山茶の新規銘柄等に関する放射性物質調査の結果について(12/15公表)

狭山茶の新規銘柄に関する放射性物質調査の結果について(2/3公表)

狭山茶に係る今後の調査[PDFファイル/26KB]

農産物に対するモニタリング調査の強化について[PDFファイル/69KB]

埼玉県による調査結果

国(厚生労働省)による調査
食品中の放射性物質の検査結果について(第178報)
食品中の放射性物質の検査結果について(第181報)

市町村等(自主検査を含む)による調査
小金井市に持ち込まれた製茶について
所沢市の茶商が実施した自主検査の結果について

お問合わせ先

放射性物質調査について 農林部農産物安全課 有機・安全生産担当 Tel:048-830-4049

お茶の生産について 農林部生産振興課 花き・果樹・特産担当 Tel:048-830-4146