平年の2倍以上と記録的な大雪となっている新潟県妙高市では、壊れた除雪機を修理してほしいという依頼が相次ぎ、業者が対応に追われています。
妙高市関山地区にある工作機械の修理業者には、地元の人や旅館などから、壊れた除雪機を修理してほしいという依頼が相次いでいます。依頼は、雪が本格的に降り始めた年末から増えて、ここ数日は1日に80件も寄せられているということです。作業場では、従業員が総出で、除雪機の壊れたエンジン部品を取り替えたり、どこに異常があるのか専用の機械を使って調べたりする作業に追われていました。業者によりますと、ことしは、雪が長期間、降り続いているうえ、水分を含んで重くなっているため、除雪機の故障が増えているということです。業者の社長の石野昭一さんは、「この地区は、お年寄りも多く、除雪機が使えないと住民の生活にも影響が出てしまうので、フル稼働で修理に当たっています」と話していました。