長野県は2日、同県阿南町のシイタケ卸会社「フルタヤ椎茸(しいたけ)」が販売した茨城県産干しシイタケから、国の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)の3~4倍の放射性セシウムを検出したと発表した。販売先は長野、愛知、群馬3県内の41の小売店や個人で、同社が自主回収を進めている。県によると、商品名は袋詰めの「厚肉椎茸」(100~130グラム入り)。同社は11年5月、茨城県から干しシイタケを仕入れ、9月中旬以降、3県で計3875袋を販売した。
毎日新聞 2012年2月3日 0時47分(最終更新 2月3日 10時47分)