宮崎市保健所は2日、市内の潤和会記念病院(呉屋朝和〈ごや・ともかず〉)院長、446床)で患者30人と職員25人がインフルエンザに集団感染し、うち患者1人が死亡したと発表した。60代〜70代の患者の男女2人も重篤な状態だという。
死亡したのは80代の女性で、2日に肺炎で亡くなった。先月10日に入院し、栄養がとれない状態だったといい、市と病院はインフルエンザとの因果関係は不明と話している。この病院では24日に職員1人が発症、28日に保健所が指導・調査に入り、30日から新規の入院や転院などを取りやめていた。