元参院議員の友部氏が死去　自宅で病死の可能性

　元参院議員の友部達夫氏（８３）が、東京都内の自宅で死亡していたことが２日、警視庁などへの取材で分かった。警視庁によると、事件性はなく病死の可能性が高いとみられる。

　警視庁の調べでは、友部氏は先月２８日午前４時４５分ごろ、東京都中野区の自宅のトイレで意識不明になっているところを妻に発見され、搬送先の病院で間もなく死亡が確認された。

　友部氏は平成７年の参院選で初当選。その後、自身が設立したオレンジ共済組合の巨額詐欺事件が発覚し、１３年に懲役１０年の実刑判決が確定して、失職した。

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