投資情報サイトの『投資比較サイト』提供アイコン

トップ | ログイン

続・右肩下がりの時代をどう生きるか (下)  

2012年 02月 03日

                ◇超少子高齢化を迎える日本の未来。

少子高齢化のニュースが増えてきました。
上写真は、先日の日経新聞です。(1月30日付け)
「在宅医療促進へ2000拠点」とあり、増加する高齢者の看護体制の準備、さらに、水膨れしている社会保障費への先行き不安が記事になっていました。
私たちの生活は、クローバル化した世界経済の影響を受けるし、天候や人口の増減にも影響を受け、日々刻々と変化を迫られています。
特に、超少子高齢化は、過去の歴史において日本人は経験したことがありません。
高齢化に伴い入院患者が増え続けると、病院はやがて収容できなくなります。
日本人の平均入院日数は、米国の5倍、ドイツの3倍と長いことが特徴です。
政府としては、病院に代わる在宅介護拠点を早急に用意しなければならないのです。
社会保障費の増大は止まりません。今や、公務員の年金は一般の会社員よりも多く、失業者や生活保護受給者も増加の一途です。国の負担は際限なく広がっています。
経済が右肩下がりなのに、社会保障は右肩上がり。
新聞は、この国内情勢を、「消費税を引き上げても、穴の開いたバケツに水を注ぐ結果になりかねない」と論評しています。
今後、若者が少なくなり、見渡す限りの老人社会時代が来るかもしれません。そうなれば、外国の人々を受け入れなければ国が成り立たないという事態にもなることでしょう。
現政権には、現実を打開する智慧と行動力がないようです。
昨日の衆議院予算委員会で、民主党の年金制度案の内容を公明党は激しく批判しました。民主党は、「細かくコメントすることは控えたい」(岡田副総理)などと、終始逃げ回っているだけでした。
前政権の年金システムを批判して政権与党になった民主党ですが、逆に、過去のシステムよりレベルの低い年金案しか提示できないのですから話になりません。
野田政権には、少し期待したのですが、全然駄目でした。
過去の野田総理の記事は、→ここをクリック!
先日、ある人から「ダーウィンの進化論」の本の話を聞きました。
進化論には、「強いものが生き残るわけでもなく、頭がいいものが生き残るわけでもない。ただ、生き残れるのは変化できるものだけだ」という意味の文章が書かれているそうです。
私たちは、祈り、智慧を出し、行動して、より良く変化できる宗教があります。
政治も、遠い存在として傍観するのではなく、学び比較し、信頼できる政党を多くの人たちが選択できるよう、内外に働きかけることもできます。
またまだ、老けていられませんね。
さらに力をつけて頑張らなければならないと思う今日この頃です。
このシリーズの最初の記事は、→ここをクリック!

ランキング参加中★ご協力ください
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 仏教へ
人気ブログランキングへ

by sokanomori | 2012-02-03 07:00 | Trackback | Comments(1)

トラックバックURL : http://sokanomori.exblog.jp/tb/17391827
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented at 2012-02-03 12:09 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
名前 :
URL :
※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。
削除用パスワード 

<< introduction 続・右肩下がりの時代をどう生き... >>