経産相 引き続き節電に協力を
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経産相 引き続き節電に協力を

2月3日 13時7分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

枝野経済産業大臣は、3日朝、トラブルで火力発電所の運転が停止した九州電力の管内をはじめ、全国的に電力需給が厳しくなっていることについて、今後も発電所のトラブルが起きるおそれもあるとして、引き続き節電への協力を呼びかけました。

強い寒気の影響で、2日は沖縄電力を除く9つの電力会社で使用電力がこの冬の最大となったほか、3日朝は九州電力で大分県にある火力発電所の運転がトラブルのため停止し、供給に対する割合を示す「使用率」が95%まで上がるなど、電力需給は厳しい状態になっています。これについて枝野経済産業大臣は、閣議のあとの記者会見で、「今後も発電所の停止や気候の変動によるリスクがあるのは間違いない。引き続き、無理のない範囲での節電に協力をお願いしたい」と述べ、九州電力の管内をはじめ、全国で節電の取り組みを続けるよう協力を呼びかけました。また、九州電力の火力発電所のトラブルについて、枝野大臣はまもなく復旧する見通しで、ほかの電力会社が機動的に九州電力に対して融通を行っていることから、電力の需給には深刻な影響はないという見通しを示しました。