2012年 2月 2日 本四高速料金　調整会議 △▼ 瀬戸大橋などの高速料金について話し合う調整会議が２日東京で開かれ、国は２０１４年度から平日、休日とも一般高速道路並みに料金を引き下げる案を示しました。会議には岡山県や香川県など地元１０の自治体のトップなどが出席しました。そして国から地元自治体の出資金を２年間継続したあと、２０１４年度以降は本四高速道路と西日本高速道路を一体化し、平日、休日とも一般高速道路並みに料金を引き下げる案が示されました。これに対し地方側は一部評価する声があったものの、２年間とはいえ引き続き出資を求められている点は受け入れ難いなどとする意見が出されました。岡山県や香川県は、国の提案について今後関係自治体と連携しながら対応を検討していくことにしています。 西大寺会陽　宝木取り ▲▼ 今月１８日に行われる西大寺会陽を前に、裸の男たちが奪い合う宝の木、宝木の原木を取りに行く儀式が行われました。２日午前０時、岡山市東区の西大寺観音院を菅笠にわらじ履き姿の９人の使者が出発しました。約４キロ離れた無量寿院を目指します。道中は無言がしきたりで、一切話すことはできません。午前０時の岡山市の気温は氷点下０．４度。一行は厳しい寒さの中、約４０分かけて無量寿院に到着しました。そこで住職が祈祷した宝木の原木を箱に納め、一行はこれを受け取り、再び無言で来た道を帰りました。原木は２日２本の宝木に削られ、今月１８日午後１０時に裸の男たちの群れへと投下されます。 女性切られ意識不明 ▲▼ １日夜、高松市のアパートで、３９歳の女性が刃物のような物で切り付けられ、意識不明の重体です。警察は、傷害事件として捜査しています。１日午後８時前、高松市六条町のアパートに住む無職尾崎直子さんから、「助けて」と１１０番通報がありました。警察官が駆け付けたところ、尾崎さんが居間で血を流して倒れていました。尾崎さんは意識不明の重体で、頭に刃物で切り付けられたような傷が複数あり、首には絞められたような痕がありました。尾崎さんは夫と２人暮らしで、夫は腹膜炎で入院中でした。現場から凶器は見つかっておらず、警察は傷害事件として捜査しています。 岡山県高校デザイン展 ▲▽ 岡山県内の高校でデザインを学んでいる生徒たちの作品展が岡山市で開かれています。これは、県内の６つの高校が合同で開いているもので、今回で２７回目です。会場には、各高校のデザイン科やファッション技術科の生徒が、１年かけて制作したポスターやオブジェなど、約６００点が展示されています。倉敷工業高校の生徒が作った「倉工ジーンズ」は、学校で織ったデニム生地を使っていて、ボタンやタグも手作りです。一方、来月で閉校が決まっている、弓削高校の３年生が制作したドレスには、最後の卒業生として学校を巣立つ思いが込められています。岡山県高校デザイン展は、今月５日まで、岡山市の天神山文化プラザで開かれています。