携帯賭博ゲームサイト 社長ら逮捕
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携帯賭博ゲームサイト 社長ら逮捕

2月3日 7時19分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

携帯電話のゲームサイトのスロットマシーンなどで客に賭博をさせていたとして、東京の携帯サイト運営会社の社長ら3人が逮捕されました。警視庁は、3年間で6万人近くに賭博をさせていた疑いがあるとみて調べています。

逮捕されたのは、東京・豊島区の出版社「白夜書房」の関連会社で携帯電話のサイトを運営する「白夜プラネット」の社長、森下幹人容疑者(40)ら3人です。警視庁の調べによりますと、森下社長らは、去年11月までのおよそ3年間に、会社が運営している携帯のゲームサイトで10代から50代までの男女十数人に賭博をさせた疑いなどが持たれています。警視庁によりますと、このサイトでは、客にネットバンキングなどを通じて300円から5万円までの「コイン」を購入させ、トランプやスロットマシーンなどの8種類のゲームに賭けさせていたということです。勝てば賭けたコインの数に応じた「チケット」を受け取ることができ、これをサイト内で換金すれば指定した客の口座に現金が振り込まれるシステムになっていたということです。警視庁によりますと、調べに対し森下社長らは、いずれも容疑を認めているということです。警視庁は3年間で延べ6万人近くに賭博をさせていた疑いがあるとみて調べています。サイトを運営していた「白夜プラネット」は、「警察から賭博の容疑で捜査されているのは事実で、真摯(しんし)に受け止めています。現在はサイトを閉鎖しています」とコメントしています。