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【国際】

北方領土の観光促進へ調査 ロ政府依頼で国連機関

2012年2月3日 10時00分

 UNDPが国後島にあるロシアの国立自然保護区「クリリスキー」のエコツーリズム促進に向け、島の観光関係者に行ったアンケート(共同)

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 【ウラジオストク共同】国連開発計画(UNDP)が北方領土・国後島にあるロシアの国立自然保護区「クリリスキー」への国内外の観光客誘致などを目的に、島民を対象としたアンケートを行っていることが3日分かった。

 日本政府はロシアのビザを取得した上での渡航はロシアの管轄権を認めることにつながるとして自粛を求めており、外国人観光客誘致を視野に入れた国連機関による調査には日本政府の反発も予想される。

 同自然保護区では森林伐採や鉱物採掘が禁止されるなど厳しく開発を規制。昨年は米国、中国、ニュージーランドなど計14カ国から55人の外国人観光客が訪れたという。

 

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