マイクロソフトはあなたの味方です?
いぜん、グーグルが新しいプライバシーポリシーに移行するというのをこのブログで話題にしたことがあるが、マイクロソフトがそれに対してアピールを開始した。
マイクロソフトのオフィシャルブログで、
Frank X. Shaw
Corporate Vice President, Corporate Communications, Microsoft
Gone Google? Got Concerns? We Have Alternatives
グーグルは去った?懸念がある?私たちが代わりを努めます
http://blogs.technet.com/b/microsoft_blog/archive/2012/02/01/gone-google-got-concerns-we-have-alternatives.aspx
グーグルの新しいポリシーはユーザーの情報の管理を難しくしているだけで、やさしくは無い。私たちは(マイクロソフトは)違ったアプローチをとります。私たちはあなたの情報を安全に保ち、制御できるように、ハードディスクもしくはクラウドに保存するか、あるいは両方にを選択できる様にします。
もしグーグルに不満や懸念があるなら私たちは優れた代替え手段を提供します。
ということで、Hotmail、bing、office365、IEを推奨している。
しかし、マイクロソフトがグーグルより善人だという証拠はどこにあるのだろうか?これらの会社はユーザーの個人情報を集めて商売している。それにより広告の配信、マーケティングに利用しているのは周知の事実だ。ある程度のモラルは期待できてもそれが絶対であるはずはない。それが何らかの意図をもって悪用されたとしても、普通のユーザーにはそれを確かめる術は無い。
マイクロソフトだろうが、グーグルだろうが、プライバシーを自分の管理できる範囲の外に置くのだから危険に晒すのは変わりない。どちらにしてもユーザーのプライバシー情報を商売に使うのは明らかで、私たちはそれを知った上でこれらのツールを使いこなすべきだ。
彼らは商売人であって、決して慈善家ではない。
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