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【プロ野球】

中畑監督、インフルエンザ離脱!! 高木ヘッドが現場の指揮

2012年2月3日 紙面から

練習中、口元に手をやるDeNAの中畑監督=宜野湾市立野球場で(潟沼義樹撮影)

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 主役が倒れた−。DeNAの中畑清監督(58)が2日、練習終了後に喉の痛みと37・2度の発熱を訴え、沖縄県内の医師に往診を依頼した結果、インフルエンザA型に感染していることが分かった。中畑監督は最低2日間の隔離状態を余儀なくされ、当分の間は高木ヘッドコーチが現場の指揮を執ることが球団から発表された。

 予期せぬダウンだ。キャンプ2日目は、打撃改造中の筒香にフリー打撃中に身ぶり手ぶりで熱血指導。中畑監督は「初日2日目とファンが見てオーッというような打球がないのは寂しい。雰囲気が失われている」と、悩める4番候補にメスを入れる腹を決めた。宿舎の自室で酒を飲みながら改造の意図を“事情聴取”することも明言。「本人と話したいので(筒香に)『酒飲もうか?』と言ったんだ」と神妙な顔で話していた。

 ところが、今や酒を飲んでいる場合じゃない。この日はインフルエンザ予防のため、報道陣116人にマスクが配られたが、なんと主役である指揮官が感染した。中畑監督は球団広報を通じ「みんなにうつしてしまっては迷惑をかけてしまうので、勇気ある撤退をさせていただきます。もう一回パワーを蓄積してグラウンドに戻りますので、また応援してください! ちょっと会えないけどね」とちゃめっ気たっぷりのコメント。幸いにして食欲も元気もあるそうで、往診する医師のGOサインが出次第に現場復帰することになる。

 

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