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政治
【東日本大震災】枝野長官会見 原発事故対応「プロセスも全面公開」(11日午後4時)
2011.5.11 19:26
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【原発事故の検証】
--細野豪志首相補佐官が先程、「そろそろ事故を検証する時期に来ている」と述べた。また、首相の行動について検証の対象になるとの考えを示したが、枝野長官も同じ認識か
「首相だけではなくて、私や細野補佐官も含めて、それは政府、それから東京電力、全体の事故に至るまでのプロセス。それから事故発生後のプロセスというのはすべて検証しなければいけないと思っている。そうしたことを、第三者性をしっかりと確保した中で、検証していただける委員会を今、立ち上げるべく準備を進めている」
--事故発生以前の自民党政権から続く、事故に至る経過は、検証の対象にならないのか
「もちろんすべてだ。なぜ事故になったのか。なぜ事故を事前に抑止できなかったのかということが、一つの大きなポイントだと思う。それは制度的な問題もあるだろう。そういったものをすべて含める。そして同時に事故発生以降の対応策が万全だったという思いで進めてきているが、本当に万全だったのかは、第三者的に客観的に検証していただこうと思っている」
--首相の行動、長官の行動などが検証の対象になるということだが、官邸内の会議の議事録なども、検証委に提出することもあるか
「たとえば、原子力災害対策本部などについては一定の議事メモは残っているかと思うが、まさに危機管理、危機対応なので、議事録を取るような場がほとんどなかったというのが実態だ。多分、この間の記憶に基づく証言などを求められることになるのだろうと思う」
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