世界宗教者会議に出席、ヨルダンのハッサン王子とも面会

皆さん、こんにちは。岡田克也です。

今日はまず、先般私も少し出席させていただいた「世界宗教者会議」についてお話ししたいと思います。

この会議は第１回が３６年前に京都で開かれ、日本での開催は、同じく京都ですが、２回目になります。この間、世界中各地で会議が開かれてきました。

そもそもの趣旨は、日本の立正佼成会あるいは在来の宗教家の皆さんも含めて、主導権を取って世界の宗教者が集まり、平和の問題はじめ世界が抱える問題についてお互いの違いを乗り越えて協力していこうというものです。

その趣旨は素晴らしいものがありますし、今回久し振りに日本で開かれたということで、私も初日に少し参加させていただきました。平和の構築の問題について宗教者が、あるいは宗教というものが、どう関わるべきかということを真剣に議論されている姿が非常に印象的でした。

まだ会議は続いていますが、ぜひ素晴らしい成果を出されることを期待したいと思います。

そ して、この会議の合間を縫って、ヨルダンのハッサン王子と面会しました。ハッサン王子からもご要望があり、この面会が実現したわけですが、その場でハッサ ン王子から、非常に見識のある方ですから、世界平和の実現のために日本ももっと努力をしてもらいたいという趣旨のお話がありました。

ハッサン王子はいままさしく世界の平和のために活躍するリーダーの１人です。１２月にパキスタンのイスラマバードで有識者の平和のための会を開きたいということでしたので、私も国会の日程が許せば、是非参加したいと考えています。

日韓フォーラム

実はこれから、淡路島に出掛けます。淡路島で今日から「日韓フォーラム」というものが開催されます。

この日韓フォーラムというのは、日本と韓国の有識者、政治家であったり経済人であったり、あるいは学者であったり、日韓のそういう有識者が集まって、日韓の課題について議論するということで、大変権威のある、そして中身のある会議です。

私は数年前までこの会議に毎年参加していました。日本と韓国で交互に開催されてきたわけです。

当時、日本側の議長は外務省ＯＢの小和田さん、皇太子妃雅子さまのお父さん、が非常にリーダーシップを発揮されて、中身のある会議が開催されていました。少し前になりますけれども、ワールドカップサッカーの日韓共催を最初に提案したのも、この会議の場です。

しばらく忙しくて遠ざかっていましたが、久し振りに参加させていただき、日韓を取り巻くいろいろな問題、例えば国民感情の問題、あるいは領土の問題、そして共に世界のために協力できる分野、そういったことについて、率直に意見交換をしてきたいと思っています。

この結果は、後ほど皆さんにこの場でもご報告したいと思います。

企業視察

最後に、昨日地元東海地域の新しい企業の現場を見ようということで、工作機械ヤマザキマザックさん、宇宙開発の三菱重工さん、半導体の富士通さん、３社を仲間の議員とともに見てきました。

それぞれかなり現場が、私が知っていた２０数年前と比べて変わっているのに驚きました。

やはり産業の現場は日進月歩だなと思いました。なるべく、こういった産業の現場、あるいは福祉の現場、あるいは環境について、いろんな現場に足を運んで、充電期間を実りあるものにしたいと思っています。

今日は以上です。