レミオロメン無期限休止　メンバー３人ソロ活動へ

　３人組ロックバンド「レミオロメン」が１日、公式ホームページで無期限の活動休止を発表した。ボーカル＆ギターの藤巻亮太（３２）は２月２９日にシングル「光をあつめて」でソロデビューが決定しており、ベースの前田啓介（３２）、ドラムの神宮司治（３１）もそれぞれ個人で音楽活動を続ける。

　活動休止の理由について、「一昨年バンド結成１０周年を迎え、今後の活動を模索するなかで、メンバー３人がそれぞれミュージシャンとして音楽と向き合う時間を持ち、活動していこうという決断に至りました」としている。

　３人は、山梨県内の小学校、中学校、高校の同級生。２００３年８月にシングル「電話」でメジャーデビューし、共通の知人の結婚記念日に向けて作った楽曲「３月９日」や、「粉雪」の大ヒットでブレークした。０９年にはＮＨＫ紅白歌合戦に初出場した。藤巻は「レミオロメンとして次に鳴らすべき音に３人が向き合えるまではお休みさせていただきます」と解散ではなく、一時的なバンド活動の休止であることをうかがわせている。