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浜松が「ギョーザ日本一」、震災の影響で宇都宮陥落

スポーツ報知 2月2日(木)8時3分配信

 ギョーザの2011年の世帯当たり購入額で、浜松市が宇都宮市を抜き日本一になったことが、総務省の家計調査で分かった。「ギョーザ日本一」を掲げる宇都宮市は、16年ぶりにトップから陥落した。

 家計調査によると、県庁所在地と政令指定市の11年1〜12月にギョーザの購入額は、浜松市が1世帯(2人以上)あたり4313円で首位、2位の宇都宮が3737円だった。宇都宮市は、東日本大震災の影響で11年3月の購入額が前月比の約半分に減少。これが響き、逆転された。調査は、外食などは除かれている。

 宇都宮市は毎年11月に「餃子まつり」を開催し、JR宇都宮駅前には「餃子像」が立つ。同市観光交流課は「残念。でも、また日本一を目指して頑張りたい」と話した。

 約80の専門店でつくる宇都宮餃子会の平塚康専務理事(59)は「震災の影響もあり、昨年はあきらめざるをえなかったが、回復の兆しはみえている」と冷静。「そもそも、(購入額の)日本一を目指しているわけではなく、目指しているのは、日本一おいしいと言われるギョーザを提供すること。放射能の風評被害を払拭して、安心して食べていただけるものを提供していきたい」と話した。

 首位に立った浜松市の鈴木康友市長(54)は「宇都宮は震災の影響があったのは確か。結果にかかわらず、今後も東の宇都宮、西の浜松として日本のギョーザ文化をリードしていきたい」。

 2年前から「全国餃子サミット」を始めた浜松餃子学会の斎藤公誉会長(45)は、今年10月12日に福島市で開催予定の「福島サミット」に宇都宮市の参加を呼びかけている。「楽しみながら切磋琢磨(せっさたくま)していきたい」と話した。

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最終更新:2月2日(木)8時12分

スポーツ報知

 

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