Ｋ１をＥＭＣＯＭ社が子会社化

　金融・システム開発事業などを行うＥＭＣＯＭホールディングスの１００％子会社のＥＭＣＯＭエンタテイメント社は１月３１日、格闘技イベント「Ｋ―１」を企画・主催・制作運営する「Ｋ―１グローバルホールディングス（Ｋ―１グローバル社）」の株式を取得し、子会社化することを発表した。

　ＥＭＣＯＭ社は今後、Ｋ―１グローバル社とともに「Ｋ―１」の企画・主催などを行い、興行は「欧米やアジアのスポーツマーケティング専門会社に委託して展開する」としている。「Ｋ―１」は資金繰りの悪化で昨年９月の「ＷＯＲＬＤ　ＭＡＸ」を最後に大会開催のメドが立っていなかった。ＥＭＣＯＭ社はＫ―１グローバル社の株式の５１％にあたる５１００株を取得する。株式会社バルビゾンが保有する国内商標権とアーカイブ取得のための資金として、Ｋ―１グローバル社に対し５億４８００万円の貸し付けも行うという。