(cache) 病原、腰の血管から中枢神経へ 阪大などが侵入口解明 - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 病原、腰の血管から中枢神経へ 阪大などが侵入口解明

     自分の神経を攻撃して病気を引き起こす病原性の免疫細胞は、腰の血管から入り込んで血流に乗り、脳や脊髄に到達することを大阪大や鶴見大(横浜市)などのチームがマウスで解明し、2日付の米科学誌セル電子版に発表した。

     中枢神経系の血管には「血液脳関門」があって細胞や細菌、ウイルスは通常入れないが、免疫細胞が中枢神経を破壊する難病「多発性硬化症」や中枢神経系のがん、感染症もあり、侵入口があるとみられていた。

     侵入口が重力や電気刺激で形成されることも解明しており、開閉を制御できれば治療につながると期待される。

      【共同通信】