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2011/07/15
放射性物質検査の結果について
福島第一原発の事故以来、
私ども食品関連業者といたしましても、
たいへん気を使う日々が続いております。
福島県や近県から放射性物質濃度の高い農産物が検出され、
それらには出荷停止の措置がなされております。
当社の干し椎茸については、
すでに５月２３日の段階で放射性物質検査を行っております。
結果は以下のとおりです。
＜検査項目＞ ＜単位＞ ＜検査結果＞
ヨウ素131 Bq/kg 不検出
セシウム134 Bq/kg 不検出
セシウム137 Bq/kg 不検出
ご覧のとおり、放射性物質はまったく検出されておりません。
当社の干し椎茸は大半が長野県産でありますが、
県内では、現状で国の暫定基準値を超えるような農産物は発見されておりません。
おそらく標高の高い山脈が楯となって、
放射性物質の進入を防いでくれたためかと思われます。
県外の仕入れについては、
岩手県、宮城県、新潟県など各地から仕入れておりますが、
すべて入札市場を経由しております。
入札市場では、すべての椎茸の検査が行われております。
検査の結果、基準値内のものしか市場には出品されません。
よって、当社は安全な椎茸のみを仕入れることができております。
しかし残念ながら、暫定基準値を超えたことにより、
せっかく汗水流して収穫した椎茸を破棄しなければならない
生産者の方もいるわけで、たいへん心苦しい限りです。
一刻も早く原発の事故が収束し、
被害を被った生産者の方々への補償が行われることを節に希望しております。
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