ボクシング女子でオリンピック出場を目指している、お笑いコンビ、南海キャンディーズの「しずちゃん」こと山崎静代選手が、奈良市の大学生と合同練習を行いました。
「しずちゃん」は、ロンドンオリンピックから正式種目になったボクシング女子への出場を目指して練習に励んでいて、2日はコーチが指導を行っている奈良市の帝塚山大学で練習を行いました。練習は大学のボクシング部の男子学生10人と合同で行われ、ウォーミングアップをしたあと、男子部員を相手に2分間の軽いスパーリングを4回、連続で行いました。「しずちゃん」の身長は1メートル82センチですが、それより5センチも高い男子学生を相手に次々にパンチを繰り出し、激しい打ち合いになる場面も見られました。そのあと、練習場に集まったおよそ40人ほどの学生に「子どものころから背が高くていいことがあまりなかったけど、お笑いの世界とボクシングでは大きな体に生まれてよかったと思いました」などと笑いを交えながら体験を話していました。一緒に練習をした大学生は「パンチが強く動きも早かった。オリンピックに出てメダルを取ってもらいたいです」と話していました。「しずちゃん」は今月8日から始まる全日本選手権に出場して、オリンピックの代表選考となる世界選手権への出場権獲得を目指します。