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訣 別

先週は大変な週になりました。

私は以前に何度も書いていますが
要介護5の母の介護があり
ミサの時間が介護生活の中で空いた時間と一致せず
なかなか思うように教会にも通えていません。

しかし、その中で、少しでも福音を大切に生活しようと取り組んでいます。

その1つとして、街頭演説で嘘がはびこる社会の問題提起、
また、神戸市役所を中心とした行政の歪みの調査のために
情報開示請求し是正要望などをしています。

さて、今回、この記事を書くべきかどうか悩みました。

それは、この数年、正平協に対して共に闘ってきた友人を批判することになり
それは何よりも正平協に組みする人たちを喜ばせることになるからです。

しかし、良心に問いかけると
自分たちの不実には目をつむりながら、
正義を世に問うのは間違っていると思い
心を鬼にして、書くことにしました。


韓流ドラマ抗議デモの女、
他人の保険証で受診


 他人の健康保険証で受診したとして、大阪府警警備部と曽根崎署は23日、市民グループ代表で無職NR容疑者 (35)(大阪市福島区)を詐欺容疑で逮捕した。
 N容疑者は、「在日特権を許さない市民の会」などと連携し、韓流ドラマを放送するテレビ局への抗議行動をインターネット上で呼び掛けるなど、各地でデモを行っている。
 発表によると、N容疑者は2010年1月、京都市内の眼科で、知人女性(28)の保険証を使って診療を受け、本来必要な医療費2300円を支払わず、だまし取った疑い。「保険証を持っていないので知人になりすました」と容疑を認めている。
(2012年1月24日11時02分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120124-OYT1T00292.htm


実名からイニシャルに変えさせていただきましたが、
上記の記事を読まれた方もいらっしゃると思います。


この記事に対して、おつるさんのブログと言えば分るでしょうが
http://blog.zaq.ne.jp/otsuru/article/2087/#comments
上記ブログにて、容疑者の一方的擁護が行われました。

カトリック・ブログのカテゴリーに入るものが
事実と異なることを平然と書き
関係者、しかも傷ついた関係者の心を
柔らかい言葉で心配しているように書きながらも
傷を深めるようなことを看過できません。

またブログとは別にmixiのつぶやきの中でも
直接のTさんの抗議に
一方的な伝聞を信じ込んで彼女の名誉を傷つけました。

2チャンネルの中では、
保険証を深くも考えずに貸したTさんの
人格否定・人格攻撃があふれ
彼女は大変傷つきながらも、
騒ぎをおさめようと懸命に一般公開の日記を書き、説明しました。

しかし、それも悪意を持った人たちには
絶好のネタを与えたようなもので、
人格攻撃はとどまることを知りません。

2チャンネルに書き込むことも考えましたが
多くの悪意ある書き込みの中では
いくら説明しても不毛だと思い
私のブログに書くことにしました。

おつるさんには、その前に記事の削除を依頼しましたが
叶いませんでしたので、その際予告していた通り
このブログを書きます。

あの記事の保険証を借りた女性Nさんは
私が以前、取り上げた徳島の事件の被告でした。

裁判が始まるまで、私たちは徳島の日教組への抗議活動で
行き過ぎた行為があり、罪を問われただけと思っておりました。

しかしながらその法廷では、その事件と共に、
彼女がその数ヶ月前に起こした傷害事件も含まれていて
傍聴に駆け付けた活動仲間は大変、驚き、案じておりました。

実刑も予想されていたものの彼女にも執行猶予がつきました。

その法廷で彼女が約束した
「在特会を辞め、在特会と活動しません」
という言葉を信じました。

ですから、その後、相談を受けた際
「自分たちで会でも作って活動したら?」と答えました。

彼女は「現代撫子倶楽部」という会を友人と作り活動を始めましたが
すぐに法廷での言葉とのくい違いが出て来ました。

このまま、長い執行猶予期間を終えてくれればいいのだけど・・・
と、傍聴に駆け付けた方々も同じ思いを抱いて見守っていました。

しかし、少しずつタガが外れ、
荒っぽい言葉が目立つようになっていきました。

私は母の介護のため、その活動に駆け付けるわけにもいかず
動画を見たり、その活動に参加した方々からの報告を聞き、
危惧を深めていきました。

昨年秋、難波での在特会と他団体の街宣に参加していたNさんは
道路での街宣に配慮して音量を下げている民族派右翼団体の街宣車に対して
暴言を吐き、騒ぎを起こしました。

それを機に、彼女を近くで見守っていた方々は失望し、
距離を置くようになりました。

そして、その方々のずっと胸に秘めていた憤りを
耳にすることになりました。

ここでは、プライバシーに関することなので書きませんが
耳を疑うような内容だったとだけ書きます。

執行猶予期間のいうのは、執行猶予がついて
それですべてが終わったことになるのではないはずです。
その期間を通して、自分を省み、償うべきは償う期間のはずです。

彼女は、償うこともせず、
人間としてしてはならないと思える言動をしました。
私はその言葉を複数の方から聞いて、心が凍りつきました。

そんな折、保険証を貸した方のTさんから相談を受けました。

もともと彼女はとても控えめでデリケートな人ですが
当時、彼女はとても神経質になっていました。
彼女の不安を受けとめながら、記事の事件などの話を聞きました。

それと同時に、警察の捜査の始まりを感じました。

そこで、おつるさんがNさんとの協力関係を深めていることを心配して
電話をしました。

政治家を目指しているならば、
活動仲間も見直してほしいというもので
このままだと、おつるさんの所属する政党にも
迷惑がかかる旨を忠告しました。
その際、Nさんの言動についても報告しましたが
聞く耳は持たないような答えが返ってきました。

そしてNさんに直接尋ねると言うので
そんなことをすれば、Tさんに危害が及ぶようなことにつながるので
それだけはしないように約束していただきました。

そして、下手な動きをすると
証拠隠滅・ほう助になることも告げました。

残念なことに私との約束は守られず
Nさんからの話を聞き、
それをそのまま信じ込んだようで
私と友人Mさんに対して、
Nさんに謝罪することを求めてきました。

私としてはおつるさんを信用して内輪で忠告したにもかかわらず、
それを裏切り、約束を破ってNさんに話し
Tさんを危険な状況に陥れた
おつるさんとの交友関係を絶つことにしました。

Mixiの友人設定を解除したところ
問い合わせがありましたが
それ以前にそのことについて、やりとりをしても
全く噛み合わなかったことや、
また、これまでに積もり積もったものもあり、
もう限界と思い、アクセス・ブロックをして意思表示をしました。

そして年が変わり、今回の逮捕劇。

おつるさんのブログでは、冤罪とか陥れられた、犠牲になった・・・
と、さも、Nさんが被害者であるかのように書かれ
ネット上で、Tさんがさんざん非難されることになりました。

あのブログ記事を見て、Tさんはショックを受け
「死にたい!」と漏らしました。

Tさんは繊細な性格の上に
連日の容疑者としての事情聴取。
心身ともに冷え冷えとし
疲れきっているのは目に見えていました。

私も、Tさんにもしものことがあったら・・・と
動悸が止まりませんでした。

仕方なく、警察に連絡し、Tさんの状態を話し
様子を見守っていただくようにお願いしました。

担当の警察の方のご配慮もあり
少し落ち着いたようでしたが
今度は、自分自身でなんとかしないと・・・と
混乱した状態で、迷惑をかけた方々に説明とお詫びをするため
mixiに日記を書いたのです。

その内容については、なんとも言えませんが
Tさんの優しい気持ちが行間に読みとれましたが
きっと、また誤解を受け、騒がれるだろうなぁと思いました。

私がおつるさんと決別したのは
約束を破ってTさんを危険な状況に追いやったからであり
また、初めにおつるさんに忠告した際
Tさんの名誉を著しく傷つけることを言い、
そしてそれを広め、全体公開のmixi上に書いたからです。

私にだけ迷惑がかかることならば
今までのように甘受できたと思います。



彼女のブログの記事には、
警察に対する批判も書かれていました。

今回、この捜査にあたったのは大阪府警警備課です。

警備課は諸団体の活動を見守り
大きな騒動にならないように配慮するという任務があります。

どんどん荒っぽくなっていく言動も注視されていたでしょうが
Nさんの難波での騒ぎにより、
彼女の感情的行動は危険であると思われたのは確かでしょう。

それにより、彼女の身辺捜査の過程で今回の事件が発覚したのです。

これは致し方のないことです。
実際に彼女が犯した犯罪なのですから。

おつるさんは
「たかが保険証の貸し借り」というような受け止め方をしているようですが
少なくとも一時は市会議員を目指したのならば
国民皆保険という社会保障制度を軽んじることはゆるされません。

ましてや、今回の事件は、緊急性もなく
カラーコンタクト購入のために起こした事件

保険証を持っていない人が急病にかかり・・・というものでもなく
悪質と取られても致し方のない事件なのです。

保険料が払っていない人であっても
以後、保険料をおさめることを約束し、
わずかでも保険料を納めれば保険証に代わる書類を発行され、
保険診療を受けることができるのです。

政治家を目指すのならば、
また教育に携わる立場にあるのならば
認識を改めていただきたいものです。



このような事件を、
おつるさんは、故井上神父様の名をあげて
冤罪だと書き、同列に論じたのです。

私は愕然としました。

井上神父様の死は、あまりに唐突のことでしたし
晩年の井上神父様を案じていた信者の
心の傷も癒えていない時期に。

私たちカトリック信者は、
裁きは神のものであることを知っています。

この世で故なき汚辱にまみれても
正しい裁きは神によって下されるのです。
そして神が最高の慰め主であることも知っています。

この世の苦しみから、神のみ手に帰って行かれたのです。
どうか、神のいつくしみの中で、
慰められ、癒されますようにとの
井上神父様を慕う多くの信者の思いを踏みにじる行為です。

井上神父様は不起訴となっています。
罪には問われなかったのです。

それを、実際に行われた今回の事件と同列に扱うことは
どれほど多くの信者の心を傷つける行為であるか。

もう一度、よく考え直してほしいものです。



そして、おつるさんには
もうひとつ反省していただかねばなりません。

別冊宝島の特集記事において
Nさんの紹介記事が掲載されました。
それはおつるさんが紹介したためと伺っています。

あの内容は、徳島の裁判を知っている人や
それ以前から交流があった人には真偽が分かります。

嘘をつかなくてもよいのに、
おつるさんが出版社に紹介したことによって
嘘に嘘を重ねることになりました。

彼女から離れていった仲間は、
それらを知っている人たちであり、
あの記事を読んで、あいた口がふさがりませんでした。

私たちは、彼女に何もプライベートなことを尋ねたりしないのに
どうしてあそこまで、脚色しなければならないのか理解できません。


おつるさんが仰るには
Nさんは間もなく釈放されるそうですね。

Nさんの口から
詐欺罪に問われた保険証の不正使用について
謝罪なり、説明なりがあることでしょう。


日本を愛する、日本を護ると言って
不正を追及し、社会に正義を問うのならば
自らは、それにふさわしいものになるように
努力しなければならないと思います。

私はカトリック信者として
そこに福音的思考が入るわけで
「真実」「偽り」には特にこだわります。

社会生活上、真実をそのまま話せないことはあります。
しかし、偽りを回避するため細心の努力を払います。

偽りには、神から与えられた良心が引っ掛かるのです。

この良心の引っ掛かりは大切なものだと思っています。
罪に対して鈍感になり、
麻痺するようなことにならないためにも。

同じく、日本国民として日本の法律を守ることは大切です。

特に、犯罪について、高いハードルがなくてはならないと思います。

自分たちは脚光を浴びている、
自分たちは日本を守るため活動している、等など
誤った自意識過剰や奢り・・・
これらによってハードルを低くすることがあってはならないし
自らの中により高いハードルを持たなくてはならないと思います。

志を高くしなくては、
真に日本のためになどならないと信じています。

日本を愛する・・・日本の何を愛するのか・・・

私は日本の精神性こそ、
最も素晴らしい神からの賜物であると
誇りに思っています。

どうか、「たかがこのくらい」と言うのは止めていただきたいです。

そして、Nさんのためと言いつつ、騒ぎたてることは、
決してNさんのためにはならないし
私の目にはブログ主の自己満足のために書いているとさえ見えるのです。
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