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新日本・木谷新オーナー、成長戦略激白

デイリースポーツ 2月2日(木)7時39分配信

新日本・木谷新オーナー、成長戦略激白
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 買収を報じた本紙を手にする木谷高明会長(右)と菅林直樹社長=都内の新日本プロレス
 団体から企業へ!新日本プロレスの新オーナー(代表取締役会長)となった木谷高明・ブシロードパブリッシンググループ社長(51)が1日、菅林直樹・新日本プロレス社長(47)とともにデイリースポーツの単独取材に応じ、新日本の成長戦略を激白。(1)興行的な進化(2)地上波をはじめとするメディア戦略(3)カードゲーム、グッズなどの2次的展開‐の「3本柱」を掲げた。

 前日の会見で「非常に中身が濃くて面白い」と現在の新日本を評価した木谷新会長だが、それに見合うだけの人気があるとは言い難い。テレビ朝日系で土曜深夜(関東地区)に地上波中継はあるが、選手の一般メディア露出は多くはない。

 木谷新オーナーは「メディアの力で人気が出る。どんなにいい試合をしたってメディアに映らなきゃ人気が出るはずがない」と指摘し「テレビに尽きます。(地上波の影響力は)大きい」と、地上波の露出を最優先する構えだ。それに雑誌、ラジオ、インターネットなどを加えた多角的なメディア戦略を推進する方針を示した。

 また「2次的展開」については、会見で9月発売予定としたトレーディングカードゲーム以外でも「応援グッズもあっていい。会場が派手になるんですよね。フィギュアとか。ネタTシャツとか」と、商品を増やすことを提案。「その辺(3本柱)が相互に絡み合ってきて、売り上げなり、利益なりが今まで以上になる」と、増収増益につなげていく考えだ。

 新オーナーは「(新日本は)潜在ユーザーをものすごく抱えている。総合格闘技とかK‐1にもっていかれた部分はあったが向こうが自滅した。UFCやWWEも一時期の勢いはもうない。新日本に関心が向きやすい環境は内外で整っている」と、マット界の現状を分析。「そんなに難しくはないと思います」と、反転攻勢に自信をにじませた。

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最終更新:2月2日(木)8時13分

デイリースポーツ

 

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