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50歳からの特権旅-北海道編(その3)

2012年01月22日(日)
テーマ:ブログ

毎日が楽しくて仕方がないせいか、疲れを全く感じません。今朝も早くから張り切ってスタート。



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今日の始まりは、北見を7時12分に出る特急「オホーツク2号」から。とりあえず石北本線を上ります。自由席は悲しいくらいに空いていて、旅行者にとってはのんびりできて嬉しいけれど、将来が不安に思ってしまいます。




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ひと気のない常紋峠付近を走行中。さすがにこの辺は雪が深いですね。




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方向転換となる遠軽では2分程の停車。名寄本線が分岐していた頃は、乗り換え客で随分と賑わったものでしたが、それも遠い話になりつつあります。でも寂れたとはいえ、この駅の佇まいは当時とあまり変わっていないようです。




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遠軽を発車して、程なくして車窓左手に見えてくる「遠軽ロックバレースキー場」。かつてスキーに狂っていた20代の後半、ここのスキー場にも滑りに来たことがあります。懐かしいな。




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信号場となった旧奥白滝駅を一瞬で通過。駅舎はまだ残っていて、少しホッとしました。




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この先も厳しい峠越えが続きます。エンジン音をとどろかせ、豪雪地帯を力走。




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やがて列車は旭川に到着。ここで「オホーツク」を乗り捨て、一旦下車。




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高架駅となってからは初めて訪れた旭川。すっかりモダンな駅舎に生まれ変わっていて、もう昔日のイメージはありません。ちょっと寂しくも思いますが、その斬新なデザインに嫌味は感じられず、大都市旭川の玄関駅として、すんなり定着するような気がします。




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ここで初顔合わせとなる地元「テツ子」さんとご対面。その場のノリで、一緒に乗り鉄しに行くことに。なお、今日は日曜日ということで、「道北一日散歩きっぷ」が使えます。ということで、差し当たり富良野線に乗り込みます。空いている座席には目もくれず、真っ先に「特等席」を陣取るところは「さすが」と言うべきか。




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旭川を出る頃は比較的穏やかな天候でしたが、富良野に近づくにつれ、次第に荒れ模様に。これから行く線路が既に雪で埋もっているのがわかります。




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富良野に到着。こちらはかなりの吹雪です。これから行くべき所に備え、近くの店で食料や防寒グッズを購入しておきます。いったいどこへ…?




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富良野線をそのまま折り返し、やって来たのは西中駅。駅舎はなく、簡素なホームが一本あるだけの、「板切れ駅」ってやつですかね。普通列車でも何本かは通過してしまうような、それこそ忘れ去られたような駅で、行きの列車もあっさり通過していました。ここで降りる意義とは?




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普通のデートなら、美瑛やら上富良野あたりに連れて行くのが一般的でしょうか。でもテツ同士なら、そんなありきたりな所より、普通の人がまず行かないような、こういった秘境駅っぽい所の方が似合っているような…。屋根もない小さな小さな駅にポツンと取り残され、始めは茫然自失気味のテツ子さんでしたが、その顔は次第に優越感と満足感に満ち足りて…ってホントか?

雪こそ降っていないものの、外は猛烈な地吹雪となっていて、北国育ちのテツ子さんでもとても耐えられない寒さだとか。次の列車が来るまで1時間あまり。二人の絆を深めるには絶好のコンディション…のはず。




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このまま列車が来なかったら、それこそ一大事ってところでしたが、こんな状況でも1分も遅れることなく、ピタリ正確にやって来るところはさすがです。一歩車内に入れば、そこは天国。このままずっと乗っていたくなります。




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富良野で根室本線に乗り換え。今度は国鉄を思い起こす40系気動車で、ボックスシートが旅の気分を盛り上げます。途中の落合までしか行かない列車なので、旅行者の姿はなく、地元利用者がパラパラ乗っているだけです。



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降りたのは東鹿越。周囲にほとんど人家は見当たらず、ここも秘境駅と言えるでしょう。



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いかにも雪国らしく、ラッセル車が雪を跳ね飛ばして行く場面に遭遇。近くで見るとかなりの迫力です。




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無人駅ですが、なかなか味のある駅舎があり、それだけでも一安心。駅前からは道路を挟んで一面かなやま湖が広がっていますが、凍結した湖面に雪が積もり、広大な雪野原といった感じです。




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風が止んだせいか、さっきの西中よりも暖かく感じ、テツ子さんも楽しそう…?




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すっかり陽が暮れました。こんな所でひとりポツンと取り残されたらちょっと怖いかも。




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やがてヘッドライトを照らした列車がゆっくりと到着。無事に秘境地帯を脱出です。

と、こんな感じで今日も大変“濃い”一日でした。

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