総務省の技術基準適合証明又は工事設計認証を2011年12月に通過した端末が公示された。
NTT docomo向けのSamsung Electronics製LTE/W-CDMA端末「SGH-N054」が2011年12月15日付けでTUVを通過した。
SGH-N054は下記の無線種別でTUVを通過している。
第2条第11号の3に規定する特定無線設備
第2条第11号の7に規定する特定無線設備
第2条第11号の19に規定する特定無線設備
第2条第19号に規定する特定無線設備
第2条第19号の2に規定する特定無線設備
第2条第19号の3に規定する特定無線設備
第2条第19号の3の2に規定する特定無線設備
モバイルネットワークはLTE 2100(I) MHz, W-CDMA 2100(I)/800(VI) MHzで通過している。
LTE方式の通信には対応するが、W-CDMA 1700(IX)/800(XIX) MHzには非対応となっている。
Bluetoothや無線LANの周波数帯でも通過している。
無線LANの周波数帯は2.4GHz帯/5.2GHz帯/5.3GHz帯/5.6GHz帯に対応している。
規格はIEEE 802.11 a/b/g/nに対応する模様だ。
SGH-N054はSC-05Dのメーカー型番に該当すると思われる。
SC-05DはOSにAndroid 2.3.6 Gingerbread Versionを採用したスマートフォンである。
チップセットはQualcomm APQ8060 Snapdragonとなる見込みだ。
CPUはデュアルコアで動作周波数が1.5GHzである。
Samsung GALAXY S II HD LTEかSamsung GALAXY Note LTEのどちらかがベースになると言われている。
正式な発表を待ちたいところである。

・総務省電波利用ホームページ
http://www.tele.soumu.go.jp/index.htm