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国際
【放射能漏れ】トモダチ作戦は「汚い爆弾」に備える貴重な経験 米軍飛行隊長が評価
2011.6.21 13:09
米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は20日、米軍が東日本大震災の被災者支援で実施した「トモダチ作戦」で、福島第1原発事故の汚染の中で活動したことが、放射性物質をまき散らす「汚い爆弾」が使われる事態に備える上で貴重な経験になったと報じた。
先週、在沖縄米軍基地を訪れた海兵隊のエイモス司令官に対し、ヘリコプター飛行隊の隊長は、米軍が将来「原発事故や汚い爆弾、テロに対応する可能性」があるとし、トモダチ作戦で得られた経験は「戦略的価値がある」と説明した。
米海兵隊は、沖縄からC130J輸送機やCH46中型輸送ヘリで支援物資を被災地に搬送。海兵隊が放射線量を計測した航空機73機のうち25機で除染が必要だった。航空機の除染作業には1カ月かかったという。(共同)
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