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鳥インフル ベトナムで死者2人目

2月2日 15時56分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

ベトナム南部で死亡した地元の女性から、毒性の強い「H5N1型」の鳥インフルエンザウイルスが検出され、ことしに入りベトナムで鳥インフルエンザウイルスに感染して死亡した人は2人となりました。

ベトナム保健省によりますと、鳥インフルエンザウィルスが検出されたのは、ベトナム南部のソクチャン省で、先月から発熱やせきなどの症状を訴えて入院し、先月28日、死亡した26歳の女性です。南部ホーチミン市にある研究所が検査した結果、2日までにこの女性から毒性の強い「H5N1型」のウイルスが検出されたということです。ベトナム保健省によりますと、女性が住んでいた地域では、鳥インフルエンザウイルスに感染した鳥が多数死んでいるのが確認されており、女性はウイルスに感染したニワトリを食べた可能性が高いとみられています。この女性の周辺では、これまでのところ健康に異常を訴える人は出ていないということです。ことしに入り、ベトナムで鳥インフルエンザウイルスに感染して死亡したのは、先月10日に亡くなった同じ南部のハウザン省の18歳の男性に続いて、この女性が2人目です。