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2012年2月1日(水) 19:14 |
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全国初の救急薬学講座がスタート
救急医療の現場で活動する薬剤師を養成する講座が、岡山大学に開設されました。 東日本大震災をきっかけに重要になってきた「救急薬学」という分野で、全国でも初めての取り組みです。
救急医療をになう岡山大学病院では、救急センターで毎朝行われている回診に、薬学部の学生がついてまわります。 これまで、薬学部というと実験室での薬の研究が中心で、救急医療の現場で学ぶことはあまりありませんでした。 この「救急薬学」は、薬学部のスタッフが東日本大震災の医療支援に派遣されたことがきっかけで始まった取り組みで、災害現場での薬剤師の重要性を感じたといいます。 今後、救急の専門的な知識をもった「救急認定薬剤師」の養成も目指していくということで、岡山大学の全国初の試みに期待がかかります。
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