 |
2012年2月1日(水) 19:14 |
|
 |
JA香川に対し3度目の業務改善命令
香川県は、不祥事が相次ぐJA香川県に経営体制に重大な問題があるとして、3度目の業務改善命令を行いました。 3度目の改善命令は異例で、県は支店の再編成も含めた改善措置を厳しく求めています。
香川県の川池農政水産部長が、改善命令書をJA香川県の田辺理事長に手渡しました。 JA香川県は、2007年にうどんの産地偽装事件などで業務改善命令を受けたあと、2009年に職員による着服事件などで2度目の業務改善命令を受けました。 改善計画を進める最中の去年11月と12月に、支店の職員が顧客の掛け金を着服するなど4件の着服が発覚し、香川県が異例の3度目の命令を出したものです。 今回の命令では、一連の不祥事にかかる役員の責任を明確にすることや、今年9月までに共済業務などを行う店舗の数を現在の177から131に減らし、支店ごとの職員を増やして業務のチェック体制を強化することなどを求めています。 香川県ではJA香川県に対して、今月中に改善計画を提出し、毎月計画の進捗状況を報告するよう求めています。
|
|