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原爆ドーム:内部を公開--耐震・破損調査

 広島市は30日、世界遺産・原爆ドーム(同市中区)の破損状況などを測定する「健全度調査」の本格化に合わせ、ドームの内部などを報道機関に公開した。高さ約25メートルのドームの頂上まで足場を組み上げ、壁面のひび割れや鋼材の腐食、地盤沈下などを測定する。作業は3月15日まで。同市は、コンピューター解析による耐震診断も初めて実施し、震度6弱を想定する震動に対し弱い部分を割り出す。【加藤小夜】

毎日新聞 2012年1月30日 東京夕刊

 
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