原爆ドーム、頂上鉄骨にさび 広島市が内部公開世界遺産・原爆ドーム(広島市中区)のひび割れや傾きなどを調べる「健全度調査」を進めている広島市は30日、ドームの内部の様子を報道陣に公開した。 作業員3人が棒で外壁をたたき、音の違いで壁の内部のひび割れ箇所を確認。ドームの頂上(高さ約25メートル)付近まで組まれた足場を上ると、最上部の鉄骨アーチには茶色にさびた部分も見られた。 調査は、ドームの劣化を把握するため約3年ごとに実施され、今回で7回目。ドームは3月中旬まで、調査のための足場で覆われる。 【共同通信】
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