東北電力は1日、中部電力から最大30万キロワットの融通を受けた。管内(東北6県と新潟県)の連日の厳しい寒さで、供給力を補う必要が出たためだ。周波数が異なる地域の電力会社からの融通は異例だ。
前日夕方時点では1日の最大需要を1350万キロワットと予想。東京電力から最大30万キロワット、北海道電力から最大28万キロワットを受けることにしていた。
だが1日になって最大需要を1360万キロワットに修正。東電の余力も乏しかったため、午後1〜5時に中部電から融通を受けた。1日午後5時時点の同日の最大需要は午前10時台の1355万キロワットで、今冬最大の1月26日に並んだ。