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青森の国道、吹雪で数百台が立ち往生
知事、自衛隊に災害派遣要請

2012/2/2 1:12
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 1日午後5時ごろ、青森県横浜町有畑の国道279号で、トラックとバスが坂道を上れなくなり渋滞が発生、同県野辺地町からむつ市にかけて約40キロが通行止めとなり、数百台の車が立ち往生した。現場付近はふぶいている。けが人などの情報は入っていない。

大雪に見舞われた青森県下北半島の国道で、立ち往生する車の列(1日深夜)=共同
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大雪に見舞われた青森県下北半島の国道で、立ち往生する車の列(1日深夜)=共同

 青森県の三村申吾知事は2日未明、海上自衛隊に災害派遣要請した。

 横浜町によると、現場は片側1車線で車が両車線をふさいだ。町は近くの小学校や集会所などを避難所として開放し、2日午前0時までに約150人を受け入れた。

 乗客8人を乗せたむつ市発野辺地町行きの下北交通の路線バスは、午後6時半ごろからむつ市内で動かなくなった。車外は吹雪で視界が悪く、前後の車の間にも次第に雪が積もった。乗客はぐったりした様子で目を閉じたり、携帯電話で連絡をとったりしていた。

 午後11時ごろからは車内暖房用の灯油もなくなり、男性運転手(63)は「10年やっているがこんなことは初めて」と話し「残りのガソリンが心配」と顔を曇らせた。国道沿いの酒店の女性は「夕方からずっと車が続いているが、吹雪でどこで事故が起きているのかも分からなかった」と話す。

 また山形県警酒田署によると、同県酒田市の国道344号で1日午後7時すぎ、吹きだまりの雪に車数台が乗り上げるなどして動けなくなり、午後8時ごろには40~50台の車が立ち往生した。除雪作業を進め、立ち往生は徐々に解消されたが、視界が悪く、2日午前0時すぎでも十数台が残されているという。

〔共同〕

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