青森県の下北半島にあるむつ市と野辺地町の間の国道279号線で少なくとも100台以上の車がふぶきの影響でおよそ40キロにわたって動けなくなり、立往生しています。青森県は、除雪車など50台余りを出して立往生した車をけん引するなど救助を急いでいます。
1日午後5時ごろ、青森県横浜町の国道279号線で、数十台の車がふぶきの影響で立往生しました。青森県によりますと、立往生しているのは、国道279号線のむつ市大曲と野辺地町有戸の間のおよそ39キロで、少なくとも100台以上の車が動けなくなっているということです。また、国道338号線でも雪による視界不良の影響でむつ市内で少なくとも10キロ以上にわたる車の列ができていているということです。県は1日午後9時からむつ市と東通村の2か所で国道338号線を通行止めにしています。警察によりますとけが人などの情報はいまのところ入っていないということです。国道279号線は青森県の陸奥湾沿いを南北に走る幹線道路で、青森県は除雪車など50台余りを出して立往生した車をけん引するなど救助を急いでいますが、立往生している車が相次いでいるため、除雪や救助の作業は思うように進んでいないということです。また、横浜町役場も国道279号線に10数台の除雪車などを出して除雪を始めるとともに、国道沿いの大豆田小学校や有畑小学校など合わせて7か所を開放する措置をとりました。横浜町によりますと、1日午後11時半現在で合わせて100人余りが避難しているということです。