私たち女相研は、避難所や仮設住宅を訪問する際に、AVON化粧品

を避難所の女性の皆さまに支援物資として提供させていただいています。
メンバーの一人がAVONさんとご縁のある方と知り合いで、被災地支援の物資提供のご協力いただけないか打診したところ、化粧品を提供していただけることになりました。
本当にありがたいな〜と思いました。
そして今日、ずいぶん遅くなってしまったのですが、AVONさんに感謝とお礼を伝えて来ました。

避難所の女性たちに化粧品を届ける事は、たんに支援物資の1つという以上の意味があったように私たちは感じています。
今まで住んでいた家

や生活を突然奪われ、ライフライン

も切れたところで、ようやく食べる物

が手に入ったという過酷な状況を過ごし、ようやく一時的にせよ最低のライフラインが整った状況に辿りつきました。
被災者の皆さんは色々な物資を提供していただいているという感謝の気持ち、お礼の言葉をいっぱいおっしゃっていました。
今までの生活に比べるとまったくもって不自由な生活ではありますが、空調は整い寒さはしのげるようになりました。ですがそれにともない乾燥するなど、また違ったいろいろな状況が派生しました。
「乾燥

するなぁ。化粧水があったらなぁ」と自然に思います。
でも避難所では化粧水のような物資はなく、また思い至らないようでした。
そんな避難所での女性達


の声を聞き、縁あってAVONさんから提供された、いく種類もの多くの化粧品はとても喜ばれました。

また化粧品は、ただ一律に全員に配布され与えられる物資とは違い、今までの日常の基礎化粧品から、身だしなみから心の潤い、コミュニケーションにいたるまで様々な要素、意味合いが含まれていると感じました。

あらためて化粧品のただならぬ、幅広い効用がある事を感じさせられました。
本当に化粧品の効用はスゴイ


と感心しました。
化粧品提供の際には、数ある化粧品の中から数点を女性達ご自身で選んでいただいているんですね。
このご自身で選ぶというところがポイント

です。
どれにしようか自分で考え、会話をしながら「どれにしようかしら〜

」と選び、ひと時ですが楽しそうに笑顔で

、顔を活き活きさせながら選んで行かれるんです。
いつも、与えたいただいてるという感謝の気持ちと、ある意味負い目のようなものを感じやすい状況で、自己決定権、黙ってありがたくもらうだけでなく、自分の欲しい物を自分で選べる機会になっているようでした。
顔をキラキラ

させながらお化粧品を選ぶ様子を見られるのは、私たちも嬉しかったです。

被災生活の女性たちに喜ばれるお化粧品を提供していただき、女性たちが嬉しそうにしている様子に出会えるチャンスを与えたくださったAVONさんに感謝、感謝です。

今日はお忙しい中、AVONの羽鳥社長に時間

を取っていただき、私達の活動報告と、被災を受けた多くの女性たちにAVON化粧品を確かに届け、どれほど喜ばれたかをお伝えしてきました。
そして本当に何点もに及ぶ大量の化粧品の提供をしていただいたことに感謝し、お礼を述べて来ました。
そして私たち全国女性相談研究会として、エイボン・プロダクツ株式会社、羽鳥社長にささやかではありますが感謝状を贈呈させていただきました。
私達の報告も熱心に聞いていただき、また被災地でAVON化粧品が喜ばれたことをAVONで働く皆さまにもシェアしたいとおっしゃっていただいたのが、また嬉しかったです。

今日はメンバー4人で訪問したのですが、緊張しながらも清々しい気持ちで帰って来ました。
女相研の活動は小さな活動ではありますが、また、支援活動を続けようという気持ちになりました。