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第6回「いのちと献血俳句コンテスト」入選受賞者と作品発表(一般の部 他)2012年01月30日
「いのちと献血俳句コンテスト」は、いのちの大切さや思いやり、献血についての俳句を募集しました。その結果、小学生から一般の方まで全国で、360,938句もの応募がありました。選者は俳人の黛まどかさんです。
入選受賞者及び受賞作品は
☆一般の部 小谷 知里さん
「ツバメ来る なんといっても 家はよい」
○作品への想い
昨年春、手術をして体調も回復し、献血も8年ぶりにできました。
手術の後、あらかじめ採った自己血を点滴で戻していると、最後の一滴まで使わないともったいない“おばけ”がでるよ!!と看護師さん。
血の大事さ、ありがたさを、身をもって感じました。
元気になったらまた献血しようと決意し、先日やっと念願をはたしました。
少しでも誰かを元気にするお手伝いが自分にもできる。
それがとても嬉しいです。
退院して家に戻り、しみじみと「家はいい」と思いながら、震災で家を失くされ、避難されている方たちが
気になってしかたありませんでした。
毎年戻ってくるツバメのように、すべての人々が一日も早く家に帰れますようにこの句
「ツバメ来る なんといっても 家はよい」をつくりました。
☆小学校高学年の部 安藤 一輝くん(亀岡市立 大井小学校 5年生)
「おじいちゃん 空から来るよ 盆休み」
○作品への想い
家族みんなでお盆やすみにお墓まいりに行った時、おせん香のけむりにのって、おじいちゃんが空から来たような気がしたので、そのおもいを俳句にしました。
まさか入賞するとは思わなかったのでびっくりしたのと同時に、とてもうれしかったです。天国にいるおじいちゃんもきっと喜んでくれていると思います。
☆小学校低学年の部 室 文子さん(国立京都教育大学附属京都小学校 2年生)
「ナイナイバー あせかき赤ちゃん 笑ったよ」
○作品への想い
赤ちゃんとは、夏休みの時バスの中で会いました。私の前の席にすわっていました。
イナイ、イナイ、バーをした時、赤ちゃんはとてもうれしそうにわらっていました。
その後も何度も私の顔を見ていました。
私は、その赤ちゃんがかわいくて抱っこしたかったです。
また、はいくをつくりたいです。
*全国上位入賞作品はこちらからアクセス