TOP2012年01月中野の汚泥堆肥 基準超すセシウム検出

 中野市は25日、同市の農業集落排水事業堆肥化施設で製造した汚泥堆肥を19日に採取して検査した結果、放射性セシウム134と同137を、1キロ当たり計500ベクレル検出したと発表した。農水省が示す肥料の基準値同400ベクレルを3カ月連続で上回った。同市は、11月以降に製造した堆肥は販売せずに「処分を検討する」とし、同施設内に一時的に保管している。

 農業集落排水処理場など計8カ所の脱水汚泥なども同時に調べ、3施設から放射性セシウムを同31〜80ベクレル検出した。

2012年1月26日掲載