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女川がれき灰基準以下 都、来月から本格受け入れ

 東京23区の清掃工場を運営する「東京二十三区清掃一部事務組合」は31日、東日本大震災で発生した宮城県女川町の木くずなどのがれきを試験焼却した結果、焼却灰に含まれる放射性セシウムの濃度は1キログラム当たり99〜2440ベクレルで、国の基準で埋め立て可能な8千ベクレルを下回ったと発表した。
 組合は「焼却に問題はない」としており、清掃工場近くの住民向け説明会を開いた後、3月から本格的に女川町のがれきの受け入れを始める。都は2013年3月までに、女川町から約10万トンの震災がれきを受け入れる計画。
 試験では可燃ごみ8割、がれき2割で焼却。煙突の排ガスから放射性セシウムは検出されず、ダイオキシンやアスベストの値も都内の一般ごみを焼いた場合と同程度だった。


2012年02月01日水曜日


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