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【プロ野球】

原監督 村田に愛のノック

2012年2月1日 紙面から

「躍動」という指針を掲げ全体ミーティングに臨む巨人の原監督=宮崎市内の選手宿舎

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 チーム一丸を祈念した原ノックだ。巨人の原辰徳監督(53)が1月31日、FAで新加入の村田に“愛のノック”を予告した。春季キャンプが行われる宮崎入りした指揮官は「やってみましょうか」と早くも気合をみなぎらせた。

 いよいよキャンプが始まる。2年連続で優勝を逃しても、例年と変わらない歓待ムードと宮崎神宮での参拝。その空気が心に火を付けた。村田への直接ノックに意欲を見せた裏には、早くチームに溶け込んでほしいという思いがある。

 祈願内容について聞かれた指揮官は「チーム一丸。チーム、チーム、チーム、というところですね」と強調した。宿舎で行われた今年最初のミーティングでも「ジャイアンツというチームが一丸となって戦うことをもう一度頭に入れてほしい」と伝えた。

 今季は3年ぶりのリーグ制覇が至上命令。普通に戦うことができれば、その最短距離にいることは間違いない。避けなければいけないのは、各選手がバラバラの方向に動くことだけだ。

 出発前の羽田空港で対面したホールトンには、「われわれはチームメートだからな」と熱く語りかけた。村田へのノックも結束を願う儀式。チームスローガン「躍動」の通り、指揮官はG戦士を一つにまとめるために動き回る。 (井上学)

 

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