NHK宮城県のニュース 仙台放送局
凍結で仮設住宅に水を配る
厳しい寒さで仮設住宅の水道管の凍結が相次いでいるため、石巻市は担当者が仮設住宅をまわって生活用水や飲料水を住民に届けています。
石巻市では、厳しい寒さが続き、1日朝の最低気温は氷点下6.3度となり、仮設住宅では水道管の凍結が相次いでいます。
このため石巻市は、先週から飲料水や生活用水を仮設住宅に配布していて、朝から雪が降る中、石巻市から委託されたシルバー人材センターの人たちが20リットルタンク、およそ300個を市内の4つの仮設住宅に届けました。
このうち、およそ1000世帯が入居し、石巻市の仮設住宅で最も規模が大きい「開成団地」には100個のタンクが届けられました。水を受け取った1人暮らしの48歳の女性は、「3日間水が全く出なくて簡易トイレを使ったり、食べ物も水を使わなくて済むよう、電子レンジを使うものにしたりして、とても不便です」と話していました。
宮城県は、県が設置した2万戸余りの仮設住宅を対象に、床下をシートで覆って水道管の凍結を防ぐ補修工事を行うことにしていて、石巻市は、補修工事が終わるまで、住民の要望にあわせて水を配布することにしています。
02月01日 12時31分
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