ホーム > 番組ラインナップ > NCCニュース

NCCニュース

佐世保市にインフルエンザ警報発令

佐世保市はけさ、市内にインフルエンザ流行発生警報を発表しました。こちらのグラフをごらんください。佐世保市では年明けからインフルエンザの患者が増え始め、29日までの1週間で1医療機関あたりの患者が36・82人と、警報発表の基準である30人を超えました。県内全域を見てみますと、1月の第1週が1・15人、2週に5・15人、そして先週が14・21人と増え続け、現在、インフルエンザ注意報が出ています。最新のデータはあす夕方、国が発表する予定です。県内では今シーズン、すでに44の学校が学級閉鎖などの措置をとっています。インフルエンザを予防するには、十分な栄養や睡眠、保湿、手洗い、うがいなどが必要です。また咳が出る人はマスクをつけるなど咳エチケットも心がけましょう。特に、小さな子供さんやご高齢の方は重症化する恐れもありますのでお気をつけください。

子ども県展が開幕 上海の子どもたち訪問

子どもたちの感性が光る子ども県展が開幕しました。今年は、上海の子どもたちの作品も一緒に展示されています。開幕に合わせ、上海代表の5人の子どもや、在長崎中国総領事館の李文亮総領事が県美術館を訪れました。今年の子ども県展は、県と上海市の友好交流15周年や上海航路の就航を記念し、上海の小中学生の作品79点が特別展示されています。李総領事は、「長崎を見て、心で感じて、また絵を描いて、相互理解に繋げて下さい」と子どもたちに話しました。会場には、県内の小中学生の力作838点が展示されています。上海の子どもたちは、長崎の子どもたちの作品を熱心に眺めていました。

領海侵犯の中国漁船船長に猶予刑

去年12月、五島沖の日本の領海内でサンゴを密漁したとして外国人漁業規制法違反の罪に問われた中国漁船の船長に、長崎地裁は執行猶予付きの判決を言い渡しました。判決によりますと、中国漁船「浙象漁16」(130トン)の船長・鐘進音被告(39)は、去年12月、五島市鳥島沖の日本の領海内に侵入し、サンゴ漁をしました。判決公判で長崎地裁の伏見英裁判官は、「サンゴの希少価値に目をつけ経済的利益を得ようとした」「犯行後、およそ6時間に渡って巡視船から逃亡するなど違法性は高く責任は重大」としました。一方、「前科がなく、反省の態度を示している」として懲役6カ月、執行猶予3年。罰金100万円を言い渡しました。鐘被告は、判決後、罰金100万円を納めました。中国に帰る見通しです。

離島限定の地域通貨を発行へ

県は来年、離島で使える観光客向けの地域通過を発行する計画です。この計画は、県がきのうから実施している新年度予算案の知事査定の中で明らかにしました。島の外からの消費を呼び込むため、来年4月以降、壱岐・対馬・五島列島・小値賀で使える1万2000円分の通貨を1万円で観光客に販売します。まずは36億円分を発行し、好評なら増額も検討します。知事「具体的な成果に結び付くことができるような事業・プロジェクトを積極的にやってくれとお願いをしました」新年度の当初予算案は今年度より90億円ほど少ないおよそ7000億円になる見込みで、地域の活性化に結び付く経済・雇用対策に最も力を入れるとしています。

九州駅弁グランプリ佐賀・長崎地区予選

九州駅弁グランプリの佐賀・長崎地区予選が開かれました。長崎近海でとれたトビウオを使ったあごめしに有田焼の器に入った焼カレー。九州駅弁グランプリは九州新幹線の新八代〜鹿児島間が開通した8年前、鉄道旅行を盛り上げようとJR九州が始めたものです。きょうは長崎・佐賀合同の地区予選会が開かれ、インターネット投票で選ばれた長崎・佐賀沿線の駅弁10種類が出品されました。味や見た目などについて県内の料理人やマスコミ関係者ら12人が審査し、各県のグランプリを決めました。栄えある九州駅弁グランプリに輝いたのは長崎の「角煮めし弁当」と、器が可愛らしい有田焼の「有田焼カレー」です。グランプリを含む3品が最終選考会に進みます。最終選考会は、来月24日、福岡市のJR九州本社で開かれます。

各専門家に仲介 ネットワークながさき設立

消費者被害や介護の問題などさまざまな相談に応じて専門家を紹介する総合窓口を県内の弁護士らがあす長崎市に開設します。ネットワークながさきは弁護士、税理士、医師、保険代理店など10の分野の専門家が連携し、消費者被害や交通事故、介護、財産管理などあらゆる市民の相談を受け、適切な専門家を紹介する団体です。電話で、平日の午前9時から午後5時半まで相談を受けます。番号は095−820−1234で、相談料は無料です。発起人の原章夫弁護士は「市民が抱える問題が多様化かつ複雑になる中、直接専門家に繋ぐ窓口を作りたかった。高齢者や中小企業などにも活用してもらいたい」と話しています。

時津・長与町が時津署と暴排協定締結

時津町と長与町が暴力団を排除する協定を警察と結びました。4月に県が暴力団排除条例を改正するのを前に県警は各自治体に暴力団排除要綱の策定を要請しています。要綱は自治体と暴力団に関係する業者が公共工事や物品の購入などで業務委託しないよう定めるもので、時津町と長与町は今月、施行しています。協定を結ぶことで自治体と警察が情報共有し要綱の実施をスムーズにする狙いがあります。来月には波佐見町と川棚町も協定を結ぶ予定です。

佐世保・SSKバイパスで多重事故

きょう午後、佐世保市のSSKバイパスで車3台とバイクが絡む事故があり、男女3人が重軽傷を負いました。佐世保警察署によりますと、午後3時半ごろ佐世保市立神町のSSKバイパスでバイクが転倒して中央線を越え、それを避けようとした車3台が衝突しました。この事故で、バイクを運転していた米海軍軍属の男性(25)が左腕の骨を折る大けがをしました。また、車を運転していた市内の56歳の女性会社員と53歳の女性が胸部打撲などの軽いけがをしました。現場は片側2車線の見通しのよいゆるやかなカーブでした。事故の影響で、現場付近は約2時間に渡って片側交互通行となり、最大500メートルの渋滞が発生しました。佐世保警察署が詳しい事故原因を調べています。

ピーチ長崎ー関西線運賃は最安3780円

3月に長崎ー関西間で就航する国内で初めての本格的格安航空会社、ピーチ・アビエーションが運賃などを発表しました。もっとも安くて片道3780円です。関西国際空港を拠点とするピーチ・アビエーションは、3月以降、関空と長崎、鹿児島など、国内外8つの都市を結ぶ路線を開設します。長崎ー関西線の片道の運賃は、210円の支払手数料を除き、3780円から1万1780円に設定されました。長崎と関西を最短1時間10分で結びます。就航は3月25日で、航空券はピーチ・アビエーションのホームページなどで販売されています。

中国雑技の変面師は女性

ランタンフェスティバルの会場では、連日、中国雑技が披露されています。今年は初めて「女性」の変面師が登場し人気を集めています。その名はウー・チャオさん。中国・四川省出身の20歳の女性です。中国雑技の人気演目、変面ショー。この技を女性が演じるのは長崎では初めてです。どんな仕掛けなのか知りたいところですが、そこは中国の国家秘密。何度見てもわかりません。ウーさんは6歳のころから四川省の雑技学校で9年間も学び、様々な技を習得しました。ウーさん「今から1週間ぐらい時間があるので、もし時間があれば、ぜひ私たちのショーを見に来てください」中国雑技は来月6日の最終日まで毎日上演されます。毎日が緊張の連続だと思いますが、ウーさんはお客さんの拍手や声援が一番励みになるそうです。

長崎市職員が公金200万円着服

長崎市の34歳の男性職員が、事務局を務めていた2つの任意団体の事業費合わせて200万円あまりを着服していたことがわかりました。長崎市によりますと、着服したのは、長崎市水産農林部農業振興課の34歳の男性技師です。男性技師(34)は、2007年2月から今月までの間、事務局を務めていた市の「認定農業者連絡協議会」と「担い手育成総合支援協議会」の口座から合わせて30回に渡り、206万2831円を引き出し着服しました。「パチスロにはまり、着服した全額をパチスロに使った」「誘惑に負けてしまった」と話しています。大村市で起きた同様の不祥事を受けて、長崎市が調査したところ、先週、本人が申し出ました。きのうまでに全額を返済しています。男性技師は、団体の銀行印を使い、架空の払い戻し請求書を作成する手口で着服を繰り返していました。市は、任意団体の印鑑や通帳の管理体制を見直す方針です。男性技師の処分も検討しています。長崎市では、先週、環境部の職員(42)が酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されたばかりです。

片淵中で放射線授業

movie動画 30年ぶりに放射線の授業が復活です。長崎市の中学校で放射線を観察する授業が開かれました。放射線の授業は、学習指導要領の改訂で今年度から中学3年の理科で実施されています。長崎市立片淵中学校は、きょう、「霧箱」と呼ばれる装置を使い、放射線を見る授業を開きました。ドライアイスの煙の中にウラン線源を入れて光を当てると放射線の筋が見えます。福島第一原発事故で放射線への関心が高まるなか、みな、真剣な眼差しで授業に臨んでいました。

大村駅ビル再開発概要発表

空き店舗が目立つ大村駅前アーケードの再開発で誕生する複合ビルの概要が発表されました。建設中の再開発ビルは店舗とマンションが入る14階建ての複合ビルです。店舗部分には、県内の野菜や魚などを扱う産直市場や飲食ゾーン、書店、生活雑貨の店などが入る予定です。マンションは賃貸と分譲があり分譲は総戸数102戸。すべてファミリー向けで3LDKで1480万円から販売されます。大村駅前の市街地再開発事業は空洞化が進む中心部の人口増加や商店街の活性化を図ろうと20年前に計画されました。総事業費はおよそ45億円。今年秋のオープンを予定しています。

佐世保市がごみ焼却施設落札業者を提訴

佐世保市はごみ焼却施設の入札で談合があったとして、工事を落札した業者に対し約4億6000万円の損害賠償を求める訴えを起こしました。談合があったとされるのは、2001年に完成した佐世保市の「東部クリーンセンター」の工事です。工事を落札した川崎重工業は、適正額との差額およそ9億2600万円のうち約4億6300万円を既に佐世保市に支払っています。しかし、佐世保市は談合の事実を立証した上で、まだ、支払いを受けていない差額全額の支払いを川?重工業に求め長崎地裁佐世保支部に提訴しました。一方、被告の川崎重工業は談合の事実はなかったとして全面的に争う構えです。

長崎市職員が公金着服

movie動画 長崎市の職員が公金合わせて200万円あまりを着服していたことがわかりました。着服していたのは、市の水産農林部農業振興課技師の34歳の男性職員です。長崎市によりますと、この男性職員は、事務局を担当していた「長崎市認定農業者連絡協議会」と、「担い手育成総合支援協議会」の事業費の一部合わせて206万2831円を着服していました。着服した全額を遊興費にあてていたということです。職員は昨日までに全額を返済しています。市は今後、処分などを検討する方針です。

このページのトップへ戻る

出演者紹介