社会

1704人が玄海原発運転の停止求め提訴
(佐賀県)
市民らが国と九州電力を相手取り31日、佐賀県の玄海原子力発電所の運転差し止めを求めた裁判を佐賀地方裁判所に起こしました。全国から参加した原告は九州を中心に全国30の都府県の1704人にのぼります。訴えによりますと、原発の危険性は福島第1原発の事故で明らかになったとした上で玄海原発で同様の事故が起きれば偏西風に乗って広く国土が汚染されると主張。このため玄海原発の運転は住民の生存権を脅かし憲法違反だとして原子炉4基すべての運転差し止めを求めています。原告の数は原発関連の訴訟では全国最大規模だということです。一方、九州電力は「訴状をみていないので内容を検討してから対応したい」と話しています。
[ 1/31 15:59 福岡放送]