社会

太平電業 30超す事業所で偽装請負を指示
(福岡県)
原子力発電所の工事を巡る偽装請負事件で書類送検された会社が全国30か所以上の事業所で違法に作業員を集めていた疑いがあることがわかりました。この事件は福井県の大飯原発の改修工事をめぐり、工事を下請けに出したように偽装し、実際には違法に作業員だけ派遣を受けていたとして、発電プラント会社「太平電業」の元事業所長が職業安定法違反の疑いで逮捕されています。捜査関係者によりますと、全国の発電所などにある太平電業の30以上の事業所に関係する文書が見つかり、その文書では下請けの会社に対する偽装の指示を示していたということです。太平電業の社長は警察に対し「契約は各事業所長に任せていた」と話しているということです。
[ 1/31 12:43 福岡放送]