現在位置:
  1. 朝日新聞デジタル
  2. ニュース
  3. 政治
  4. 国政
  5. 記事
2012年1月30日20時50分

印刷印刷用画面を開く

mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

国会事故調の調査期限、延長検討 議事録問題も影響

関連トピックス

写真:会見する事故調査委の黒川清委員長=30日午後、埼玉県加須市、林敏行撮影拡大会見する事故調査委の黒川清委員長=30日午後、埼玉県加須市、林敏行撮影

写真:避難生活を送る福島県双葉町民に公開された国会の事故調査委。井戸川克隆町長(左)が意見を述べた=30日午後、埼玉県加須市、林敏行撮影拡大避難生活を送る福島県双葉町民に公開された国会の事故調査委。井戸川克隆町長(左)が意見を述べた=30日午後、埼玉県加須市、林敏行撮影

 東電福島第一原発事故の原因を検証する国会の事故調査委員会は30日、6月までの調査期限を延長する検討に入った。政府の原発対応に絡む議事録がない問題が発覚したうえ、スタッフの人繰りに時間がかかったため。黒川清委員長は、事故調設置法の改正を国会議員に働きかける考えだ。

 黒川氏は30日の会見で、政府の原子力災害対策本部などの議事録がなかったことを「全く信じられない。理解不可能だ」と厳しく批判。閣僚のメモや資料の提出を引き続き求める考えを示した。また「(調査期限の)6月に(向けて)集中しようと議論していた。政府がどう対応するか、国会の大きな課題になる」と述べ、調査期間の延長が必要になるとの認識を示した。

購読されている方は、続きをご覧いただけます

PR情報
検索フォーム

おすすめリンク

首都直下型地震の対策が急務であることを示した3・11。東京はどう備え、住民は何を心がけたらよいのか。

開業から47年、路線網の拡大にリニア中央新幹線…。日本の新幹線は次代の扉を開けるか?

予算も凍結――もっとも必要とされているときに、なぜ放射能観測をやめなければいけなかったのか。


    朝日新聞購読のご案内
    新聞購読のご案内 事業・サービス紹介