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妄想を拗らせてお互いがすれ違ったあげく、美桜→哲朗→柑菜→海人→イチカという、恋心の一方通行が確定もしくは再確認させられることになる話。前回までは海人が一人で下心中心に妄想していた感じだったのに、今回は柑菜もイチカも海人も妄想しまくりで、しかも、内容がネガティブなものばかりになったなあ。イチカが海人の家に居候することになったのも、今回のことにしても、妄想がコトの発端になっているので、今後も妄想が話の進展のキーワードになりそうだ。しかし、エア告白に失敗して打ちのめされてサボった海人も大概とは言え、あんな思わせぶりな拒絶をされたら、さすがに同情したくもなるわ。前回の『言っちゃだめ♥』な引きから、自分の正体が宇宙人だと気付かれたと勘違いして、それを告げられるのを嫌がって態度だったのだと理解できる健全な男子はいないぜ(笑)。勘違いしたまま有耶無耶になって引っ張るのではなく、海人の好意にイチカが気付くところまで進んだのは意外と急展開。軽井沢ロケハンという名目のデートで恋する乙女全開な様子を、檸檬先輩のカメラに収められ続けると言う羞恥プレイを強いられた柑菜は、作中で一番可愛く輝いてたけど、今回のエピソードがピークであとは敗北濃厚な感じなのが、ますます某小石さんの面影をダブらせてしまうわけで…。次回は、海人がオトコを見せてちゃんと再告白を成功させるのか、それとも察したイチカが逃げるのか。予告を見る限り前者になりそうだけど、そうなったら、宇宙人バレもしそうかな?
言ってはいけないセリフは、最優先事項(笑)。おねてぃの時は夫婦になったけど、前回の引きの言い訳を今度はどうするのかが気になっていたのに、フタを開けてみれば、檸檬先輩の独壇場だった!“親友”イチカが同棲するのが心配だと言う理由を盾にして海人の家に上がり込み、映画の脚本案からイチカ自身の希望を引き出し、『ダイナマイトドリンク』に酔わせて、自分しか王様にならない王様ゲームで皆を本音へと誘導する。…まさに手のひらの上状態だぜ(笑)。イチカの様子や、りのんを見た時の反応から察するに、明らかにイチカの素性を知ってる感じなんだけど、やっぱり苺と何らかの繋がりがあるのかなあ?それはさておき、想定内ですが、みんなの気持ちのベクトルは、美桜→哲朗→柑菜→海人→イチカになるわけね。しかも、美桜と哲朗は、お互いの想い人を知った上で色々思慮している様子。柑菜が一番報われないオーラを醸し出してるのは否定できないけど、今回もおねてぃのように、メイン以外もみんな誰かとくっつけてしまうのか、はてさて。一方、冒頭では、イチカが地球にやってきた理由と、海人をケガさせた事故に至るまでの事情が明らかに。まあ、事故に関してはそのまんまだったけど、肝心の理由は造語の専門用語ではぐらかされてしまったな。木と池がある場所に行きたい?イングローブのアンチフェミナスを受けたから?まさか、本当にみずほ先生と繋がりがあって、木崎湖周辺のどこかが目的地だったりするなんてことは、ねえ…?とりあえず、次辺りでインパクトのある進展が欲しいところ。
これは…予想以上に、おねがいシリーズだな(笑)。「おねがい☆ティーチャー」放送10周年で、羽音たらく×黒田洋介コンビが帰ってきた!音楽ももちろんI've sound!そこに、「とらドラ!」「あの花」で注目度を上げている長井龍雪×田中将賀コンビが加わるという、個人的には今期最注目のオリジナルアニメがいよいよ始まりました。羽音たらくキャラの美少女宇宙人が空から降ってきて、ひょんな事から同棲生活が始まって、一夏の青春で映画撮影するぜ!とか、これなんて、おねがいGREEN?主人公の草食妄想メガネ海人、哲朗に想いを寄せている(?)美桜、海人のことが気になってる一番人気出そうな柑菜、イケメンマダムキラーメガネ哲朗の4人グループに、地球人との違いが気になって落ち着かない挙動不審な転入生としてやってきた先輩のイチカと、異なる制服を着る腹黒チビッ娘先輩の檸檬が映画撮影のメンバーとして加わって物語が動き出す。海人とイチカの接点がウ○トラマンだったり、イチカが新任教師ではなく先輩だったりと、もちろんポジションは違うんだけど、出会いから最後の抱き合ってるところを目撃されて修羅場な引きまでの全体的な流れが、明かに「おねがいティーチャー」を踏襲したものになっている。そう考えると、どうしても、檸檬は苺の血縁?とか、海人の妄想癖は、単なる妄想ではなく、実は桂や苺の『停滞』に連なるようなもの?とか、小石ポジションの柑菜は、海人に振られて中年教師とくっついちゃって阿鼻叫喚!再び?とか、色々邪推してしまうな。かといって、最後まで焼き直しってことは無いだろうから、どうなっていくのか先が楽しみだ。まあ、まずは次回の言い訳ですが…。さすがに夫婦です、は無いよね?(笑)。
と、邪推してしまいますね(笑)