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ワシントン 桜祭り100周年

1月28日 9時46分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

アメリカの首都ワシントンに、日本から桜が贈られて100年を迎えることし、ワシントンで大規模な桜祭りが開かれることになり、これを前に、日米双方の関係者が一堂に会して、記念行事の成功を誓いました。

アメリカの首都ワシントンを流れるポトマック川周辺では、例年3月末から4月上旬にかけて、およそ3700本の桜が咲き、ワシントンの春の風物詩として多くの観光客で賑わいます。この桜は、明治45年、1912年、当時の東京市から苗木が贈られたのがきっかけで、100周年のことしは、桜祭りの期間を大幅に延長して、3月下旬から5週間にわたって行われることになりました。これに先立って、ワシントンの日本大使公邸に、27日、日米双方の関係者が一堂に会して、レセプションが開かれ、藤崎一郎大使が、「ワシントンの桜がこれから未来にわたって、ずっと日米間のシンボルになるように努力したいと思います」と述べ、記念行事の成功を誓いました。東日本大震災の直後に行われた去年の桜祭りでは、スタンド・ウィズ・ジャパン=「日本と共に立ち上がろう」をスローガンに、多くの義援金が寄せられるなど、日本支援の動きが広がりました。主催者では、100周年のことし、パレードなどのほかに、展覧会やコンサートなど、日本関連のさまざまな催しを行い、桜祭りを日米友好のシンボルとして、さらに定着させていきたいとしています。