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そごう八王子店 閉店に

1月31日 12時44分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

東京・八王子市でデパートとして、唯一、営業を続けていた「そごう八王子店」が、売り上げの減少のため、31日で閉店することになりました。

JR八王子駅の駅ビルにある「そごう八王子店」は、昭和58年にオープンし、ほかのデパートが八王子から次々に撤退するなかで、唯一、営業を続けていましたが、売り上げの減少に歯止めがかからず、閉店することになりました。午前10時の開店を前に、300人ほどの長い列ができ、店が15分早めて開店すると、集まった客は店内に入り、装飾品やマフラーなどお目当ての品を買い求めていました。およそ56万人が暮らす八王子市には、これまでに5つの大手デパートが進出しましたが、そごうの閉店で、八王子市内からデパートがなくなることになります。市内の74歳の女性は「贈答用に買い物をするところがほかにないので困りますし、八王子も元気がなくなるのではないかと心配になります」と話していました。「そごう八王子店」は、31日午後8時で閉店する予定で、そごうが入っていた駅ビルには、JRのグループ企業が運営するショッピングセンターが、ことし秋に出店することになっています。