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外相 イラン制裁の例外適用要請へ

1月31日 11時27分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

玄葉外務大臣は、閣議のあと記者団に対し、アメリカのイランへの制裁措置を巡る日米の2回目の実務者協議を、来月2日、ワシントンで行うと明らかにし、日本には、制裁を発動しない「例外規定」を適用するよう、引き続き求めていく考えを示しました。

この中で、玄葉外務大臣は、イランに対し原油などの輸出入を事実上できなくするアメリカの制裁措置を巡り、日米両政府の2回目の実務者協議を、来月2日、ワシントンで行うと明らかにしました。今月中旬、東京で行われた1回目の協議で、日本側は、イラン産原油の輸入を削減することも視野に、制裁を発動しない「例外規定」を日本に適用するよう求めたのに対し、アメリカ側は、例外規定を適用するには、原油輸入量の大幅な削減が必要になると説明しています。これに関連して、玄葉大臣は「日本のイランとの原油取り引き、非原油取り引きについて説明し、例外規定の適用も含めてアメリカ側と議論していく。今回の協議で、すべて結論が出るという簡単な話ではないが、まとまるのは早いほうがよい」と述べ、制裁の発動時期をにらみながら、日本には、制裁の「例外規定」を適用するよう、引き続き求めていく考えを示しました。