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最終更新:2012年1月30日(月) 23時40分

都教委の通知反対、元校長の訴え退ける

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 職員会議で教職員に挙手や採決をさせてはならないという東京都教育委員会の通知に反対した都立高校の元校長が、退職後に再雇用されなかったのは不当だとして訴えた裁判で、東京地裁は元校長の訴えを退ける判決を言い渡しました。

 この裁判は、東京都教育委員会が出した「職員会議で教職員に挙手や採決をさせてはならない」という通知に反対した東京都立三鷹高校の土肥信雄元校長(63)が、定年退職後に非常勤の教員として採用されなかったのは不当だとして、都におよそ1850万円の損害賠償を求めたものです。

 30日の判決で東京地裁は、教育委員会が出した通知について「校長の裁量権を侵害するものではない」と指摘。その上で、「校長としての短絡的な発言を不合格の理由としていて、不合理な評価とはいえない」とし、元校長の訴えを退ける判決を言い渡しました。

 判決を受け土肥元校長は、「すぐに控訴する」としています。(30日19:38)

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