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王者山中が逆指名、最強挑戦者を迎撃だ

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笑顔でポーズを決める、左から長谷川、粟生、山中(撮影・山崎哲司)
笑顔でポーズを決める、左から長谷川、粟生、山中(撮影・山崎哲司)

 WBC世界バンタム級王者の山中慎介(29=帝拳)が初防衛戦で、最強挑戦者を迎え撃つ。4月6日、東京国際フォーラムホールAで、2階級制覇王者で、元3団体統一世界スーパーフライ級王者ビック・ダルチニャン(36=オーストラリア)と初防衛戦を行うことが30日、発表された。指名試合ではなく、相手を自由に選べる選択試合だったが、自らと世界王座の価値を高めるため、あえて世界的なビッグネームを選んだ。

 攻めの選択だった。相手を自由に選べる選択試合。戦いやすい相手を選ぶケースが多いが、山中はあえて最強挑戦者を選んだ。リスクは高いが「ワクワクする。テンションが上がります」。昨年11月に世界王座奪取後、所属する帝拳ジムの本田明彦会長に「できるだけ強い選手と戦いたい」と直訴。3階級制覇を狙うダルチニャンの対戦希望もあり、ビッグマッチが実現した。「すごい選手を用意していただいた」と山中は感謝の言葉を口にした。

 ダルチニャンは日本未公認のIBFのフライ、スーパーフライ級の2階級を制覇。08年にはIBF、WBA、WBCと3団体のスーパーフライ級王座を統一した。猛進するスタイルでレイジング・ブル(怒れる闘牛)の異名を持つ。山中は闘牛士のように相手をさばきながら、本田会長から「西岡より上」と評価される左で仕留める作戦だ。

 現在、国内に史上最多8人の世界王者が乱立するだけに、より内容が問われる時代に入ってきた。元WBC世界スーパーライト級王者で帝拳プロモーション浜田剛史代表は「これが世界戦という試合を見せられると思う」。山中は「勝てば海外のチャンスも出てくる」と、ジムの先輩でWBC世界スーパーバンタム級王者西岡利晃に続く米ラスベガス進出を夢見た。【田口潤】

 [2012年1月31日9時13分 紙面から]


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