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3月31日のNHKホールでのコンサートを最後に全員が卒業するAKB48の“お姉さんグループ”・SDN48が3月7日にラストシングル「負け惜しみコングラチュレーション」をリリースすることが30日、分かった。“さよならシングル”の同曲の衣装は同グループ初の制服。“大人の色気”をアピールしてきたSDNが、最初で最後の“アイドル路線”で有終の美を飾る。
“大人の色気”がアピールポイントのSDN48が初めての“アイドル路線”で2年半の活動を締めくくる。ファンを悩殺してきた露出度の高い衣装を脱ぎ、最後の衣装はアイドルの“王道”の制服。水玉模様のミニスカートをはいた平均年齢24・8歳の選抜12人が、かわいらしい振り付けでファンに別れを告げる。
曲も“アイドル調”に仕上がった。テーマは「おめでとう。さようなら。ありがとう」。かつて付き合っていた恋人が結婚、自分が悔しくなるほど幸せになって欲しいと願う、切なくて複雑な心境を描いた歌詞。曲調は前作の歌謡曲から一転、アップテンポに。
AKBから転身した1期生の浦野一美(26)は「最後にして、初のまさかのさわやかな王道アイドルソング!!久々の制服はなんだか恥ずかしい気がしますが、100%アイドルで歌わせていただきました」と大喜び。同じく転身組の野呂佳代(28)も「AKB48の時を思い出しながら笑顔で踊って、でも等身大の気持ちで歌える!!」と意気込んだ。
3月14日には初のアルバム発売も決定。中心メンバーとして活躍してきた1期生の芹那(26)は「応援してきてくれたファンの人たちの心にずっと残りたい」ときっぱり。全員卒業のファイナルコンサートまで2カ月、完全燃焼を誓った。
(デイリースポーツ提供)
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